かごしま環境未来館
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更新日:2024年10月16日
令和6年9月28日(土曜日)に「環境活動発表交流会」を開催しました。
かごしま環境未来館では、鹿児島市内または連携中枢都市圏形成に係る連携協約を締結している日置市、いちき串木野市、姶良市を拠点に環境保全活動などに取り組んでいる市民環境団体、NPO、事業者などを「環境未来館登録団体」として登録し、活動紹介などの支援をしています。
「環境活動発表交流会」はこの登録団体さんを対象に、環境活動を支援し、相互の交流を深めることを目的に年に1回開催しています。
今年は3団体の方に日頃の環境活動について発表していただきました。
1団体目は「かごしまし・みなみシェアリングネイチャーの会」さん
五感を使って自然を直接体験するネイチャーゲーム(野外活動プログラム)などを行っている団体さんです。
これまで実施してきた様々なネイチャーゲームや、苔を使ったワークショップの紹介をしていただきました。また、竹林面積の多い鹿児島ならではの伐竹体験や、その切った竹で食器を作ったりご飯を炊いたりするプログラムも、紹介を聞いていてとても楽しそうでした。
感受性を失わないよう、子どもだけではなく大人にも一緒に体験してもらうことを大切にされていました♪
2団体目は「木育きらり」さん
木育を通して、人とつながり、木や森とつながり、未来とつながり、みんなが楽しく幸せに過ごし、木の魅力や大切さに気付き、自然豊かな鹿児島の森を未来に残せるよう活動している団体さんです。
設立のきっかけである「コロナ禍で失われた子どもたちの三間(時間・空間・仲間)を取り戻したい!」という思いのもと、精力的に活動されていて、様々な場所で木のおもちゃで遊べる空間や、木の実や葉っぱなどを使った「森の宝箱」づくりワークショップの様子を紹介していただきました。
3団体目は「鹿児島地区漁業士会」さん
鹿児島県から認定された漁業士で構成する団体さんで、教育現場での食育活動を通じた魚食普及活動のほか、鹿児島の“里海”の保全活動として、アマモ場の再生など海の環境保全にも取り組んでいます。
今回は山川町の漁師である川畑友和さんに、子どもたちの将来の職業選択肢を増やすための海に触れる機会を作る取り組みや、海中や温暖化による藻場再生の現状についてなどをお話しいただきました。
発表後は、団体同士の交流を目的としてワークショップを行いました。
ワークショップの講師は「NPO法人桜島ミュージアム」の福島大輔さん。
自己紹介や団体の活動紹介、活動のきっかけや理想像などをインタビュー形式で話し合いました。
今回が初めまして同士の団体さんも多く、みなさんお互いの活動について興味深く聞いていらっしゃいました。また、コラボレーションができないかと、早速企画されている方々も!
登録団体さん同士でつながり、コラボレーションや協力のきっかけになっていることがとても嬉しい時間でした。
ご参加いただいた登録団体のみなさま、ありがとうございました!
現在、かごしま環境未来館には83団体さんに登録していただいています。
登録団体についての紹介はこちらから。