かごしま環境未来館
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更新日:2024年10月02日
飲料自動販売機の横にあるボックス。ごみ箱ではなく飲料容器専用のリサイクルボックスなのをご存知でしょうか?設置場所によっては3~4割が飲料容器以外のさまざまなごみで占められ、“ごみ箱扱い”されているそうです。食品ではないものが混入するとリサイクルボックス全体が汚染され、リサイクルに支障がでる場合もあります。
かごしま環境未来館のリサイクルボックスにも指定の飲料容器以外のものが入っていることがあります。
私たちが日々飲んでいるペットボトル飲料の廃棄される空きペットボトルの量は膨大で、飲料業界ではこの膨大なペットボトルを100%回収・100%有効活用することを目指した「ボトルtoボトル」に取り組んでいます。
ペットボトルからリサイクルされる食品用トレイや繊維など、私たちの身の回りにはリサイクル製品がたくさんあり、ペットボトルは単なる容器ではなく「資源」であることがわかります。「ボトルtoボトル」とは、ペットボトルを別の商品ではなく、元と同等の品質のペットボトルに戻して何度もリサイクルすること。ペットボトルというすでにある「資源」を最大限に活用することで、限りある地球の資源を守っていこうという考え方です。
「ボトルtoボトル」を促進するためには、私たち消費者が飲み終わったペットボトルのラベルとキャップを外して飲み残しを捨て、簡単にすすいでリサイクルへと回す、そんな当たり前の行動をすることが大切です。“地球にいいこと”につながっていくアクション。どんどん広げていきたいですね!
参考:環境省ホームページ