皆さんが買い物をするとき、商品を選ぶポイントは何ですか？
値段、原材料、産地など、人によってさまざまかと思います。

商品のパッケージをよく見てみると、いろいろなマークがついていることがあります。

これはティーバッグ紅茶のパッケージです。
左下のマークは「有機JASマーク」といって、農薬や化学肥料に頼らないで自然の力で生産された農産物やその加工品についています。
右下のマークは「国際フェアトレード認証ラベル」といって、開発途上国で作られた農作物や製品が公正な条件で取引されていることを証明された商品についています。
生産性を重視した農薬の大量使用を規制し、生産者へ正当な対価が支払われることで、開発途上国の環境と人々の生活が守られます。

この魚加工品についているのは「MSC『海のエコラベル』」です。
いつまでも魚を食べ続けられるように、水産資源や環境のことを考え、持続可能な漁業で獲られた天然の水産物についています。

このような「エコラベル」のついた商品を選んで購入することは、生物多様性や自然環境の保全につながります。

今回紹介したエコラベルはほんの一部です。
家や学校、街で見かけるマークの名前や意味を調べてみると、夏休みの自由研究のヒントにもなるかもしれません。

未来館には、SDGs(持続可能な開発目標）に関連したマークを学べる書籍もありますので、興味のある方は見てみてください。
また、買い物をするときはぜひエコラベルを探してみてください。