かごしま環境未来館

更新日:2023年04月05日

新学期が始まる季節ですね。

さて、みなさんは、ご自身やお子さんが使い終えたランドセルをどのように処分しましたか?または小学生がいらっしゃるご家庭では、小学校を卒業した後のランドセルの行き先を考えたことはありますか?

 鹿児島市のごみ分別辞典をみると、ランドセルはもやせるごみに分類されていますが、捨ててしまうと燃やされて灰になり、ランドセルとしての役目は終わります。

 雨の日も暑い日も、6年間毎日背中に背負われても、丈夫に作られているため、大抵のことではへたることがないランドセル。1代で終わらせてしまうのは、もったいない気がしますよね。

 そんなランドセルは、リユース(=くり返し使うこと)をすることで、誰かの役に立つことができるかもしれません。「ランドセル リユース」「ランドセルバンク」といったキーワードで、少し調べただけでもたくさん情報が出てきます。海外の子どもたちの支援になる取り組みもあれば、同じ国内や地域内で必要としている人たちに届けることができる取り組みもあるようです。

小学生の子をもついち母としては、子どものランドセルを思い出として大切に取っておきたいという気持ちもありますが、わが子が苦楽をともにしたランドセルがふたたび誰かを喜ばせることができるのならば、私は積極的にリユースしたいと考えています。

お子さん自身も、自分が使い終わったあともまだまだ使ってもらえると知ることで、物を大切にする心が生まれるのではないでしょうか?新学期のこの時期、わが家でも、子どもたちにランドセルのリユースの紹介をしてみたいと思います。

ランドセルのイラスト

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