さて、これは誰のお家でしょうか。

正解は、ハト。
ドバトとも呼ばれるいろいろな場所で見ることのできるハトで、体の色は灰色。もともとは日本に生息しておらず、伝書鳩やスポーツ用、食べるために飼われていたものが野生化したといわれています。

ドバトは遠く離れた場所からでも巣に戻る力（帰巣本能）が強いという特徴があって、未来館でも毎年同じような場所にお家をつくっています。

一番上の画像では分かりにくいですが、このお家をよく観察してみると、ビニールひものようなものも使われていました。どこから持ってきたんでしょうか、ヒナや親鳥に絡んだりしてないでしょうか…。ヒトが出したごみでしょうが、人間にとっていらないものも巣の材料に利用していて、まさにアップサイクル！ハトに見習いたいものですが、ごみが生きものに及ぼす影響についても考えさせられる出来事でした。