かごしま環境未来館
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更新日:2022年03月16日
わたしが幼い頃(50年ほど前)、生まれ故郷の山間部と集落の間には豊かな里地里山がありました。 広がる田園地帯を抱くように山が遠く見え、田植えの時期に畦道で食べたおにぎりが美味しかったこと、蛭にかまれて泣いた記憶があります。
その場所が今現在は…ほぼ耕作放棄地で
唯一残っている実家の梅畑と親戚の柑橘畑。
その梅畑も近年手入れが行き届かずイノシシが侵入している形跡があったため、未来館ゆかりのメンバーで大々的に草刈りや葛払いを行いました。
お陰で今年もたくさんの梅の花が咲きメジロやハチが飛び交う様子を見ることができたので、実がなってくれること、その実で梅干しやジュースを作ることができる日が楽しみです。
自然の恵みが暮らしを支え、適度に人の手が入ることで生態系のつりあいがとれていた里地里山。だいぶ少なくなっていますが、自分にできることを楽しみながら次の世代に繋げていけるよう、守っていきたいと思います。