かごしま環境未来館
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更新日:2021年12月08日
先日かごしま環境未来館地域まるごと共育講座にて、小水力発電所を見学する機会がありました。
水力発電は、水が流れる力で水車を回転させ、その回転力で発電機を回して電気を作ります。
水の量が多いほど、流れ落ちる高さが大きいほど、たくさんの電気を作ることができるそうです。
水力発電には、水車を回すために水を取り込む「取水設備」がかかせません。
ですが、取水口には毎日たくさんのごみが流れ着き、一つひとつ手作業で拾っているそうです。
ごみが詰まったままでは、たくさんの水を取り込むことができなくなってしまいます。
写真のごみは、当日の朝拾ったものだそうです。
空き缶や発泡スチロール、ビニール袋などさまざまでした。
そして、毎日同じくらいのごみの量があるそうでとても驚きました。
ごみは正しく分別してごみ箱へ。ごみが落ちていたら拾う。
できるだけごみになるものを買わない。
私たちが今すぐできることはたくさんあります。
川の環境を守ることは、川や海の自然や生きものを守るだけでなく、
私たちの生活に欠かせない電気をつくることにもつながるのだと実感しました。