かごしま環境未来館
CLOSE
サイトマップ
スタッフブログ
更新日:2020年12月02日
12月は、地球温暖化防止月間です。かごしま環境未来館では、令和2年12月1日(火曜日)~12月20日(日曜日)まで、企画展として「Re!Re?Re: ~未来をつくるヒントはRe~」を開催しています。
知ってる?ごみの3R
突然ですが、みなさんは「ごみの3R」をご存じでしょうか?
ごみの3Rとは、ごみを減らすための3つのキーワード
- リデュース Reduce(ごみを出さない)…ごみになるものを使わない、食べ残しをしない
- リユース Reuse(繰り返し使う)…おさがりしたり、詰め替え容器をつかったりする
- リサイクル Recycle(再び資源として利用する)…ごみを分別して、リサイクルする
のことです。
これらはごみを減らすための大切なキーワードとして、未来館の展示の中でもご紹介しています。 これら3つの単語の頭文字がRなので、3Rといいます。よくみると、すべての単語の頭にReがつきますね!
Reって何でしょう?
Reとは英語の接頭辞(語)にあたり、単語のあたまにつくことで、「元へ」「再び」「何度も何度も」といったニュアンスをその単語に加えてくれます。たとえば、よく知られているRecycle(リサイクル)という言葉は、循環を表すcycleにReをつけることで、何度も循環する→資源を何度も循環させて使うという意味になります。
Reのつく単語は他にもたくさんあります。
- Refuse リフューズ(断る)…お弁当につけてくれる割りばしをお断りするなど
- Repair リペア(修理する)…壊れたものを修理して長く使う
- Reform リフォーム(形を変えてまた使う)…古くなったおうちをきれいにして住み直すなど
このようなReのつく言葉は、ごみを減らして循環型社会を作っていくためのキーワードとして注目されています。
ごみは焼却するときに、二酸化炭素を排出します。また、ごみがどうやって作られたかを考えてみると、もともとはきれいな商品だったはず。商品が使われることでごみが生まれます。商品は、地球上の資源やエネルギーを使って作られていて、作られる過程でも二酸化炭素を排出しています。そのため、ものを大切に使うことや、ごみを減らしていくことは、二酸化炭素の排出量を減らすことにつながります。そして、二酸化炭素の排出量を減らすことは、地球温暖化防止に役立ちます。
Re!Re?Re: ~未来をつくるヒントはRe~
未来をつくるヒントはReにあるということで、12月の地球温暖化防止月間企画展ではReをテーマにしたいろいろな展示や工作体験をご用意しました。
たとえば、お買い物には使い捨てのビニール袋ではなく、繰り返し使える風呂敷はいかがでしょう?風呂敷を使うことで使い捨てのビニール袋を減らすことができるので、Reduce(リデュース)!
また、ごみを捨てたいときは、新聞紙でつくるバッグがとっても便利です。冷蔵庫内での野菜の保存にも使えたり、災害時にも重宝するはずです。
この工夫は、読み終わった新聞紙をもう一度使うので、Reuse(リユース)、もしくは、形を変えて使うので、Reform(リフォーム)かもしれませんね。
企画展では、こういった風呂敷の包み方や紙バッグの作り方など、知っていたら役に立つ小技をご紹介します。ぜひ、覚えてたくさん実践してくださいね。
また、クリスマスに向けて、かわいいサンタさんを作ったり、オーナメントを作る企画もあります。土日限定のものや定員を設けているものなどもございますので、詳しくはこちら「12月月間企画展イベント情報ページへのリンク」をご覧ください。